アクアマリン(藍玉・緑柱石)の標本写真

AQUAMARINE

アクアマリン藍玉・緑柱石

心を静める海の石

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アクアマリンの結晶

エメラルドと同じベリル(緑柱石)の仲間で、鉄によって水色をおびたもの。名はラテン語の「海の水」に由来します。

この鉱物について

色を決めるのは微量の鉄で、二価と三価どちらの状態で入るかによって青みと黄みのバランスが変わります。黄緑がかった原石を加熱して青を強める処理が一般的です。

エメラルドと違い、アクアマリンは内包物の少ない大きく澄んだ結晶が得られやすい石です。数十センチに達する六角柱の標本も珍しくありません。

ブラジルのミナスジェライス州は歴史的な大産地で、1910年には110kgを超える巨大結晶が発見されています。

見分け方・選び方

淡い水色が主流ですが、濃い青は「サンタマリア」と呼ばれ高く評価されます。ただし濃さより先に、灰色っぽく濁っていないかを見てください。

六角柱の原石は、柱の縦方向と横方向で色の見え方が変わります(多色性)。カットの向きが色の印象を大きく左右します。

石に込められてきた意味

古代ローマでは航海の安全を守る石とされ、船乗りが身につけたと伝えられます。

気持ちを静め、言葉を穏やかに伝える石として語られ、3月の誕生石として親しまれています。

ここで紹介している意味や効果は、各地で語り継がれてきた文化・伝承です。科学的に実証されたものではなく、医療行為の代替にもなりません。石を楽しむための背景としてお読みください。

お手入れと保管

  • 硬度は高いが劈開があるため、強い衝撃は避ける。
  • 加熱処理された石が多く、高温にさらすと色が変わることがある。
  • ぬるま湯と中性洗剤で洗い、柔らかい布で水気を取る。

基本データ

和名
藍玉・緑柱石
英名
Aquamarine
結晶系
六方晶系
化学式
Be3Al2Si6O18
モース硬度
7.5〜8
主な産地
ブラジル/パキスタン/ナイジェリア/マダガスカル
誕生石
3月
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