カーネリアン(紅玉髄)の標本写真

CARNELIAN

カーネリアン紅玉髄

勇気と行動力の石

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カーネリアンの結晶

玉髄(カルセドニー)のうち、赤からオレンジ色をおびたもの。和名は紅玉髄。微細な石英の結晶が集まってできた、緻密で不透明な石です。

この鉱物について

赤みは、鉄の酸化物(水酸化鉄・赤鉄鉱)が微粒子として分散していることによります。加熱すると鉄の酸化が進み、褐色のものが鮮やかな赤へと変わるため、古くから加熱処理が行われてきました。

縞模様が明瞭なものはサードオニキスと呼んで分けられます。均質で縞のないものがカーネリアンとされますが、両者の境界は厳密ではありません。

モース硬度が高く欠けにくいうえ、緻密で彫刻に向くため、古代から印章(インタリオ)に多用されました。ローマ人は、熱した蝋に押しても離れやすいこの石を実務の印として重んじました。

見分け方・選び方

透かしたときに均一なオレンジ〜赤で、曇りや白い斑が少ないものが好まれます。濃い赤ほど珍重されますが、加熱由来の均一すぎる赤もあります。

染色したアゲートがカーネリアンとして流通します。割れ口や亀裂に沿って色が濃くたまっていないかを見てください。

石に込められてきた意味

古代エジプトでは「日没の石」と呼ばれ、来世への旅を守る護符として副葬されました。

一歩を踏み出す勇気を与える石、目標達成を後押しする石として語られます。

ここで紹介している意味や効果は、各地で語り継がれてきた文化・伝承です。科学的に実証されたものではなく、医療行為の代替にもなりません。石を楽しむための背景としてお読みください。

お手入れと保管

  • 丈夫で扱いやすい。ぬるま湯と中性洗剤で洗える。
  • 長時間の直射日光は避ける(退色することがある)。
  • 急激な温度変化で割れることがあるため熱湯は避ける。

基本データ

和名
紅玉髄
英名
Carnelian
結晶系
三方晶系(潜晶質石英)
化学式
SiO2
モース硬度
6.5〜7
主な産地
インド/ブラジル/ウルグアイ/インドネシア
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