エメラルド(翠玉・緑柱石)の標本写真

EMERALD

エメラルド翠玉・緑柱石

心身のバランスを整える石

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エメラルドの結晶

ベリル(緑柱石)のうち、クロムやバナジウムによって濃い緑色を示すものがエメラルドです。四大宝石のひとつに数えられます。

この鉱物について

ベリルという同じ鉱物が、含まれる微量元素によって色を変えます。クロム・バナジウムなら緑のエメラルド、鉄なら水色のアクアマリン、マンガンならピンクのモルガナイトです。

エメラルドはほぼ例外なく内部に内包物(インクルージョン)を持ちます。これは欠点ではなく産地を語る指紋のようなもので、フランス語で「庭(ジャルダン)」と呼ばれ、天然の証としてむしろ肯定的に扱われます。

硬度は7.5〜8と高いのに、割れやすいという特徴があります。内包物と内部の張力のため靭性が低く、硬さと壊れにくさが別の性質であることを示す代表例です。

見分け方・選び方

透明度より色の濃さと鮮やかさが重視される、宝石のなかでは珍しい石です。やや濁っていても青みを含む深い緑が高く評価されます。

流通するエメラルドの大半は、ひびを目立たなくするためのオイル含浸処理を受けています。処理の有無と程度は価格に直結するため、購入時は必ず確認してください。

石に込められてきた意味

古代エジプトのクレオパトラが愛した石として知られ、再生と不老の象徴とされてきました。

心身の均衡を取り戻す石、家庭円満を守る石として語られ、5月の誕生石として贈られます。

ここで紹介している意味や効果は、各地で語り継がれてきた文化・伝承です。科学的に実証されたものではなく、医療行為の代替にもなりません。石を楽しむための背景としてお読みください。

お手入れと保管

  • 超音波洗浄機・スチーム洗浄は厳禁(含浸オイルが抜ける)。
  • ぬるま湯と柔らかい布でやさしく拭く。
  • 衝撃に弱いため、ぶつけやすい指輪での常用は注意する。

基本データ

和名
翠玉・緑柱石
英名
Emerald
結晶系
六方晶系
化学式
Be3Al2Si6O18
モース硬度
7.5〜8
色
緑
主な産地
コロンビア/ザンビア/ブラジル
誕生石
5月
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