ラリマー(ブルーペクトライト)の標本写真

LARIMAR

ラリマーブルーペクトライト

カリブ海を写した空色の石

マイ推し登録 604

ホーム鉱物図鑑ラリマー

ラリマーの結晶

空色から水色に白い模様が溶け合う石で、鉱物としては青いペクトライトの一種。世界でカリブ海のドミニカ共和国、それも一つの山の斜面でしか採れません。

この鉱物について

青色は微量の銅による発色と考えられています。ペクトライト自体は各地で産する白〜灰色の鉱物ですが、火山活動でできた空洞のなかで特定の条件がそろったときにだけ、この空色に発色します。

1974年、ドミニカ人のミゲル・メンデスが海岸で拾ったことをきっかけに知られるようになり、娘のラリッサ(Larissa)と、スペイン語で海を意味する「マル(mar)」を合わせてラリマーと名づけられました。

産地はバラオナ県のロス・チュパデロス鉱山ただ一か所で、川や海に流れ出た転石も採取されます。埋蔵量には限りがあり、良質な空色のものは年々入手が難しくなっています。

見分け方・選び方

深い空色に白がレース状に入り、コントラストがはっきりしたものが上質とされます。全体に白っぽく水色が淡いものや、緑みがかったものは評価が下がります。

直射日光や高温に長く当てると青が抜けて白っぽくなります。窓辺に飾りっぱなしにしないでください。

石に込められてきた意味

海と空の静けさを宿す石として語られ、気持ちを落ち着け、穏やかな自己表現を助ける石とされます。

「ヒーリングストーン御三家(ラリマー・スギライト・チャロアイト)」の一つとして紹介されることが多い石です。

ここで紹介している意味や効果は、各地で語り継がれてきた文化・伝承です。科学的に実証されたものではなく、医療行為の代替にもなりません。石を楽しむための背景としてお読みください。

お手入れと保管

  • 硬度が低く傷つきやすい。他の石と分けて保管する。
  • 直射日光・高温・紫外線を避ける(退色の原因)。
  • ぬるま湯で軽く洗い、柔らかい布で拭く。超音波洗浄は避ける。

基本データ

和名
ブルーペクトライト
英名
Larimar
結晶系
三斜晶系
化学式
NaCa2Si3O8(OH)
モース硬度
4.5〜5
主な産地
ドミニカ共和国
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