コランダム(鋼玉)のうち、赤いものをルビー、それ以外の色をすべてサファイアと呼びます。硬度9はダイヤモンドに次ぐ硬さです。
この鉱物について
青色は、微量に含まれる鉄とチタンの間で電子が移動することによって生まれます。同じコランダムでもクロムが入れば赤くなり、ルビーと呼ばれることになります。
青以外にピンク、黄、緑、無色があり、これらはファンシーカラーサファイアと総称されます。オレンジがかったピンクのパパラチアは特に希少です。
内部の針状インクルージョン(シルク)が規則的に並ぶと、光を当てたときに六条の星が浮かぶスターサファイアになります。
硬度と耐久性の高さから、腕時計の風防やスマートフォンのカメラカバーには合成サファイアが広く使われています。
見分け方・選び方
流通するサファイアの多くは色を整えるための加熱処理を受けています。非加熱は希少で価格も大きく異なるため、鑑別書の有無を確認してください。
色は濃すぎると暗く沈みます。深く鮮やかで、光の下でも黒ずまない青が理想とされます。
石に込められてきた意味
古くから聖職者や王が身につけた石で、誠実さと天の加護を象徴するとされてきました。
目標に向けて心を定める石、慢心を戒める石として語られます。
ここで紹介している意味や効果は、各地で語り継がれてきた文化・伝承です。科学的に実証されたものではなく、医療行為の代替にもなりません。石を楽しむための背景としてお読みください。
お手入れと保管
- 非常に硬く日常の扱いに強い。中性洗剤とぬるま湯で洗える。
- 硬いため他の石を傷つける。保管時は分ける。
- 含浸処理や大きな内包物のあるものは超音波洗浄を避ける。
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基本データ
- 和名
- 青玉・鋼玉
- 英名
- Sapphire
- 結晶系
- 三方晶系
- 化学式
- Al2O3
- モース硬度
- 9
- 色
- 青
- 主な産地
- スリランカ/ミャンマー/マダガスカル/オーストラリア
- 誕生石
- 9月





