群青色から紺色をおびた、長石を含まない準長石の一種。ラピスラズリと混同されやすいが、単一の鉱物種である点が異なる。
この鉱物について
ラピスラズリが方解石や黄鉄鉱を含む岩石(集合体)であるのに対し、ソーダライトはそれ自体が一つの鉱物種である。白い方解石の脈がないか、金色の粒(黄鉄鉱)が入っていないかが見分けのポイントになる。
ナトリウムを含む珪酸塩鉱物で、名前もここに由来する。紫外線を当てると赤やオレンジに蛍光する変種があり、これはハッカム石と呼ばれ、日光にさらすと蛍光しない状態に戻るという珍しい性質をもつ。
カナダのオンタリオ州プリンセスタウン鉱山は歴史的な大産地で、建築用の装飾石材としても切り出されてきた。
見分け方・選び方
均質な濃い青に、白い脈が少ないものが観賞用として好まれる。ラピスラズリとの違いは金色の黄鉄鉱の有無で見分けられる。
大判の標本は建材としても流通するため、鉱物標本としてはコンパクトな結晶や磨き石が入手しやすい。
石に込められてきた意味
論理的思考と直感を結びつける石として語られ、学習や執筆に取り組む場に置く使い方が知られる。
感情の波を鎮め、冷静さを取り戻す石とされる。
ここで紹介している意味や効果は、各地で語り継がれてきた文化・伝承です。科学的に実証されたものではなく、医療行為の代替にもなりません。石を楽しむための背景としてお読みください。
お手入れと保管
- 中程度の硬度で、他の硬い石と分けて保管する。
- ぬるま湯と柔らかい布で拭く。酸には弱いため酸性洗剤は避ける。
- 直射日光を長く当てない(退色の原因)。
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基本データ
- 和名
- 方ソーダ石
- 英名
- Sodalite
- 結晶系
- 等軸晶系
- 化学式
- Na8(Al6Si6O24)Cl2
- モース硬度
- 5.5〜6
- 色
- 青
- 主な産地
- ブラジル/カナダ/ナミビア/インド





